女優やタレントだけではなくグラドルも人気

それにしても、驚くのは韓国における日本の女性芸能人たちの人気ぶりである。

 

日本の第一線で活躍するアイドルや女優たちの人気は昔からで、最近はタレントの藤井美菜、TWICEの“ミサモ”こと、ミナ(名井南)、サナ(湊崎紗夏)、モモ(平井もも)、多国籍アイドルグループH.U.Bの日本人メンバーRUIなども人気だ。

 

そうした韓国で活動する日本の女優・タレント・歌手だけではなく、日本独特のジャンルともいうべきグラドルたちも韓国で話題になる。

 

ただ、グラドルが出演するバラエティ番組が韓国の地上波などで放送されることはないし、彼女たちがグラビアを飾った青年誌が韓国で売っているわけでもない。

 

それでも日本のグラドルが韓国で知られるようになるのは、ネットでの口コミなどで火が付くケースが多いという。韓国で馬場ふみかが有名になったケースも、発火点はネットらしい。

 

もちろん、篠崎愛も最初はネットで有名になったクチだが、今やその影響力はメジャー級だ。

 

何しろ韓国の有名アナウンサーであるペ・ソンジェも、彼女との共演を隠せないでいる。

 

ペ・ソンジェは韓国の民放テレビ局SBSのアナウンサーで、ワールドカップなどサッカー中継でも有名なアナウンサー。同局系列のFMラジオでその名を冠した番組も持ち、そこに篠崎愛がゲスト出演。その模様を自身のインスタグラムにアップして、韓国の男性たちの嫉妬を買っているほどなのである。

 

韓国の熱狂的なファンたちの間では、「サラン(愛)」とも呼ばれている篠崎愛。その人気ぶりがどこまで盛り上がるだろうか。引き続き注目していきたい。

橋を渡る一組の男女

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  ヨーロッパ橋の上からサン・ラザール駅周辺を眺める男。この橋の≪ヨーロッパ橋≫という名称は、この橋を中心に放射状に伸びている各通りの名称が、ヨーロッパの都市の名前を用いていることから、そう呼称されるようになった。


  橋を渡る一組の男女。1877年に開催された第三回印象派展に出品された本作は、発展著しいパリ市内に架けられる≪ヨーロッパ橋≫と、そこを行き交う人々を描いた作品で、画面左部分に描かれた橋を渡る帽子の男と日傘を差す女のうち、帽子の男はカイユボット自身がモデルである。

 
  急激な遠近法による橋の表現。画面左部分に描かれた男(カイユボット)の頭付近にある消失点へと吸い込まれるような極端な遠近法は、橋本体とその手すり部分や影、道路に引かれる線などによって、より強調されている。

バルコニーに乗せられる赤い衣服の両腕

 背景と同化する帽子の男。本作にはディエゴ・ベラスケスやムリーリョ、フランシスコ・デ・ゴヤによる同画題の作品『バルコニーのマハたち』、エドゥアール・マネの『バルコニー』、画家と同じくアメリカ出身の画家トマス・イーキンズなどへの高い関心とそこから吸収した成果の結果が示されている。


 挑発的な視線を帽子の男へ向ける若い女性。また帽子の男からも、白い衣服と首飾りを付けた若い女性に対してあからさまに好意を寄せていることがうかがえ、このような快楽的な感情性の表現は画家の作品としては非常に珍しく、その点でも本作は(画家の画業を考察する上で)重要視されている。


 バルコニーに乗せられる赤い衣服の両腕。高い写実性や強く明確な光と影による明暗対比、画面左側で下方に視線を向ける赤い衣服の女性と白い衣服の女性の色彩的対比、奥行きの喪失など技術的な面でも、カサットが過去の偉大な巨匠たちから受けた影響の痕跡をうかがい知ることができる。

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白い帽子を被る小さな少女

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  白い帽子を被る小さな少女。本作は画家夫妻(※モリゾの夫は始祖的画家エドゥアール・マネの弟ウジェーヌ・マネ)が待ち望んだヴィルジュストの家の近くにあったブーローニュの森と湖畔を背景に穏やかに遊ぶ少女を描いた作品である。


  湖畔から上がってくる灰黒色の衣服を着た少女。白帽子の少女と灰黒色の衣服の少女、両者の他愛もないであろう日常風景は観る者に愛らしくほのぼのとした心緒の動きを導く役割を果たしている。

 
  湖で羽を休める白鳥。湖で羽を休める一匹の白鳥と小さな少女の白い帽子、そして灰黒色の衣服の少女の被る帽子の白模様によって構成される三角形の色彩的構成は画面に軽やかなリズムとこの平穏とした情景に安定感をもたらしている。

米小売業界、アマゾンが席巻

 米国の小売業界をインターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが席巻し、実店舗を展開する百貨店から衣料・生鮮食品店までが相次いで苦境に陥っている。買い物をネットで済ます消費者が増えているためで、「アマゾン1強」の様相を呈し始めた。急激な変化に業界からは「パニック状態」との悲鳴も上がる。

 

 「健康に良いオーガニック食品をすべての人の手に届く価格にする」。アマゾンは137億ドル(約1兆4800億円)で買収した自然食品スーパー大手ホールフーズ・マーケットで先月28日からバナナやアボカド、サケなど生鮮食品の値下げを実施。ネットと実店舗の融合を目指すアマゾンが仕掛けた「価格戦争」に、スーパー業界に戦慄(せんりつ)が走った。

 

 食品スーパー最大手クローガーのマクマレン最高経営責任者(CEO)は「消費者の行動がこれまでになく劇的に変化している」と警戒を強めた。8日発表した四半期決算は8%減益。同社の株価は年初から約4割下落している。

 

 ネット通販の普及で客足が遠のく百貨店のJCペニーは、3カ月間で127の不採算店を閉鎖。エリソンCEOは「このような大量の店舗を一度に閉鎖するのはかつてない」と嘆いた。

 

 調査会社カウエンによると、2017年のアマゾンの衣料品売上高は280億ドルに達し、百貨店メーシーズを抜いて全米1位となるという。カジュアル衣料品では、アメリカンアパレルやエアロポステールなどが相次ぎ破綻し、ギャップは6日、約200店の閉鎖を発表した。衣料品のネット通販は試着ができないのが弱点とされてきたが、アマゾンは有料会員向けに、届いた衣料品を試着し、手元に残すと決めた商品にだけ代金が請求され、残りは無料で返品可能な仕組みを試験的に始めた。

 

 対抗措置として自前で立ち上げたネット通販を強化する動きもあるが、既に多くの消費者を囲い込んだアマゾンの力を借りようとする動きもある。

 

 小売り大手シアーズ・ホールディングスはアマゾンを通じ、自社ブランドの白物家電の販売を開始すると発表。スポーツ用品メーカーのナイキも同様の試みに乗り出した。ただ、メーカーの直接販売が拡大すれば、小売店には大きな打撃だ。スポーツ用品小売り大手ディックス・スポーティング・グッズのスタックCEOは「小売業はパニック状態だ」と訴えた。

 

 トランプ大統領は8月、ツイッターへの投稿で、各地の小売業者が打撃を受け「多くの職が失われている」とアマゾンを名指しで批判した。 

大きな裸婦

 19世紀後半に一世を風靡した印象派の中でも最も有名な画家のひとりピエール=オーギュスト・ルノワール晩年期を代表する裸婦作品のひとつ『大きな裸婦』。

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 ルノワールの持病であったリュウマチ性関節炎や顔面神経痛が悪化し、体調が著しく衰えていた頃に制作された本作は、画家がそれまでに幾多も手がけてきた≪横たわる裸婦≫を画題とした作品で、1903年頃からルノワールはクッションを背にした横たわる裸婦の連作をしており、本作はその中の最も完成度の高い作品として広く知られている。当時、両手が麻痺しつつあった老体であるにも関わらず、本作の画面から放たれる輝きを帯びた色彩と豊潤な官能性の表現は圧巻の一言である。

 

 横長の画面の中央へ配された僅かな白布を股に挟みながら横たわる裸婦は、緊張の色をまるで感じさせない非常に自然体な姿態で描かれており、観る者に柔らかな安心感を与えている。

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1880年から翌年にかけて制作された作品である

 清潔で上品なイレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の顔立ち。本作は(当時としては数少ない)ルノワールの理解者であり庇護者でもあった裕福な銀行家ルイ・カーン・ダンヴェールの三人の女の子供の内、末娘である≪イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢≫の肖像として1880年から翌年にかけて制作された作品である。

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 綿密に細部まで画家特有の筆触によって描写される少女の赤毛の頭髪。本作の中でも注目すべき点は少女の長く伸びた赤毛の頭髪にある。印象主義的技法(筆触分割)に捉われない画家の個性を感じさせる流形的な筆触によって髪の毛一本一本が輝きを帯びているかのように繊細に表現されている。