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平昌パラ五輪:来年3月9日開催、気温上昇が最大の懸念材料に

 来年3月9日に開幕する平昌冬期パラリンピックにとって最大の気がかりは天候だ。平昌オリンピック組織委員会パラリンピックに向けたテスト大会でこの大問題に直面した。温暖化した気候の影響で人工の積雪が溶け出したのだ。江原道チョンソン郡のアルペン競技場では10日に障害者スノーボード・ワールドカップが開催されたが、花冷えが過ぎ去った後の会場では最高気温が9度にまで上昇した。雲一つない空から日光が照りつけると、人工雪は容赦なく溶け出した。競技を中断するほどではなかったものの、選手たちはやりにくさを訴えていた。スノーボードクロスに出場した米国代表のある選手は「気温が上がって雪が溶けたためスピードが出なかった」と不平を漏らしていた。

 韓国代表のキム・サンヨン監督も「雪が少しずつ溶け出したため、選手たちは順番が後になるほど不利になった」と指摘した。組織委の関係者は「パラリンピックはオリンピックが終わる2月25日の後から始まるので、気温の上昇はどうしようもない」と頭を痛めている。組織委は人工雪が溶けないよう薬剤を散布し、普段よりも多くの人工雪を設置したが、この程度の対策ではどうしても限界があるという。アルペン競技場のテスト大会は今月18日まで続く予定だ。

 脚や腕の切断、脊髄損傷、脳性マヒなど、大会には様々な障がいを抱える選手たちが出場したが、障害者を迎える準備は今なお不十分だ。ゴンドラが故障した時、選手たちは四方が風にさらされたリフトに道具を載せてスタートラインまで向かった。組織委は「普段は故障することなどなかったが、風が強かった影響でセンサーが誤作動したようだ」「正確な原因については現在調査を行っている」とコメントした。車椅子に乗った選手のために通路には板が敷かれていたが、幅が狭い場所では2台の車椅子が同時にすれ違うことさえできなかった。