中国国営通信が大失態、誤植で習主席の「辞任」報じる

 中国の国営通信社・中国新聞社(China News Service)が、習近平(Xi Jinping)国家主席の辞任を示唆する誤植をめぐり、従業員4人を停職処分にした。同国のメディアが報じた。

 誤植があったのは、南アフリカヨハネスブルクJohannesburg)で先週行われた中国とアフリカ諸国との首脳会議で、習主席が行った演説に関する4日の記事。

 香港(Hong Kong)紙・サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)が6日に報じたところによると、中国新聞社の従業員が、似た発音の漢字2字を取り違え、演説という意味の「致辞」とすべきところを「辞職」と書いてしまったのだという。

 同紙によると、記事は一部のニュースサイトにそのままの形で掲載されたが、後に取り下げられた。