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EU内相会議、難民受け入れ分担合意せず

 EUは14日、臨時の内相会議を開きシリアなどから殺到する難民の受け入れ分担について協議しましたが合意に至らず、結論は来月に持ち越しとなりました。

 EU各国はシリアなどからの難民4万人の受け入れについてすでに合意していますが、会議では新たに12万人を人口や経済規模に応じて、各国で分担して受け入れる案について協議しました。当初の案での受け入れ数は、あわせて16万人のうちドイツが4分の1を超えるおよそ4万2000人、次いでフランスが3万1000人となっています。

 EU最大の受け入れ国であるドイツは収容施設がすでに限界にきているとして、受け入れ分担に理解を求めましたが、東欧諸国が強く反対していて合意には至りませんでした。EUは来月8日に開かれる次回協議での合意を目指していますが、各国の溝は大きく、合意のめどはたっていません。

 一方、会場の近くでは、難民の受け入れを求めるデモが行われました。

 海に見立てたブルーシートに寝転がった遺体役の中央で、EUの首脳役がワインを片手に談笑し、各国の無関心な態度を批判。さらに、各国の首脳に似せたマスク姿の人々が登場し、ハンガリーの首相役が「難民を歓迎する」と書かれたドアを閉じようとしたり、有刺鉄線を張ろうとするなどのパフォーマンスで、国境に越境を防ぐためのフェンスの設置を急ぐハンガリー政府を皮肉りました。